石垣島の秋 サシバの渡り
常夏のイメージの石垣島ですが、秋を感じることもできます。
この時期、石垣島上空にはサシバの群れがやってきます。
画像は昨日17時ごろの石垣やいま村上空。
数百羽のサシバが舞っていました。
コンデジでの撮影にはさすがに無理がありましたが、
ゴマのような無数のサシバを読み取っていただければ幸いです
10月中旬頃にふく、北風をミーニシ(新北風)と呼びます。
ミーニシに乗ってやってくるといわれるのが、サシバの渡りです。
サシバとは、ワシタカ科の猛禽類で、本土で繁殖を終え、秋には南の島へ渡っていきます。
渡りの経由地である、宮古、八重山ではこの時期数千羽のサシバの渡りが観測されます。
ほとんどは台湾や東南アジアに渡って行きますが、八重山で越冬する個体もいます。
そして、最近にぎやかに鳴いているセミ。
イワサキゼミです。
ツクツクホウシに似て、にぎやかに鳴いています。
リスザルさんの好物でもあります。
こちらも9月から11月下旬頃まで発生する秋のセミです。
サシバの渡りは今日がピークの予想です。
石垣やいま村にお越しの際は、夕方、上空を見上げてくださいね。
八重山の秋の風物詩をご堪能ください。