カンムリワシ観察会

あやぱに

2012年01月30日 15:17

今年もカンムリワシ観察会が旧正月の週末に催されました。
毎年参加してくださるリピーターさんもいて、うれいしい限りです。


朝8:30に石垣やいま村に集合して、てくてく歩いて観察場所へ。
15分程歩いたら、山のふもとの水田地帯に到着です。

カエルやタウナギ、蛇などが住みやすい水田はカンムリワシにとって絶好の住処です。
やいま村集合での観察会は4回目になりますが、
毎年お天気にも恵まれ、
毎回カンムリワシに出会えています。
これって結構すごいことですよ
改めてやいま村って良い環境に恵まれていると思いました!



ちょっと遠いけど、カンムリワシが電柱の上に止まっています。
この子は雄のようですね(繁殖期には雄の胸の辺りの色が淡く、メスは濃くなるらしい)
さらに遠くにもう一羽。

双眼鏡や望遠鏡をのぞいて・・・・
「見えたよ!!」


おじちゃんの肩にイシガケチョウがとまってるよ。


小さなおててに小さなカエル。
カエルもカンムリワシの食べ物です。



ピンク色がきれいなつぶつぶ、何の卵かな???

正解はジャンボタニシ・・・・・外来種です。
食用に導入されましたが、その後投棄され、繁殖して農作物への食害を起こしています。
街中の側溝などにも見かけるこの卵、見つけたらつぶしたほうがいいそうです。



誰の足跡かな? ぬかるみに残る謎の足跡。


帰るまでず~~っと同じ場所にいたカンムリワシさん。
交尾期には自己主張のためか、よく電柱などの目立つ場所にとまってます。

カンムリワシや水田の生き物を観察しながら、やいま村に戻ってきました。



カンムリワシ週間のもととなった八重山民謡「鷲ぬ鳥節」を鑑賞しました。
生演奏の唄三線をBGMに、2羽のカンムリワシが舞い踊りました。
「鷲ヌ鳥節」では、正月の朝、カンムリワシの幼鳥(あやぱに)が巣立つ姿をうたっています。
誰がなんといおうと幼鳥です

その後はやいま村で飼育展示されているカンムリワシ「よんなー」クンを観察し、自由解散。
今年のカンムリワシ週間も無事終了いたしました。

来年の旧正月、カンムリワシ週間も是非お楽しみに!!


参加者に配られたカンムリワシファイル!!
かっこいいです。
小脇に抱えれば、まるでカンムリワシを抱いているかのような?

関連記事