コノハチョウ
おーりとーり
今日は晴れているけれど、蒸し暑いですね。
沖縄近海には熱帯低気圧があります。台風になる可能性は低いようですが、
お天気は荒れるようです。
ウェザーニュース
http://weathernews.jp/typhoon/
今日は民俗園敷地内から、アンパルへ向かう自然探勝路を歩いてきました。
いろいろ面白い生き物に出会ったので、ご紹介します。
リスザル園出口側にあるマングローブへ続く林道。
八重山自生の植物で構成された自然林は、野鳥や昆虫たちの穴場観察ポイントとして
ひそかに人気があります。
エダナナフシ
木の枝に擬態している不思議な昆虫。
茶褐色タイプはよくみかけるが、今日のであった子は緑色でした。
キノボリトカゲ
カサコソ落ち葉の辺りで音がしたら、そーっと見てみて。
よく見るとかわいいキノボリトカゲ。
今日のメインはこちら。
コノハチョウ(タテハチョウ科)です。県指定天然記念物。絶滅危惧種でもあります。
翅を閉じた姿は枯れ葉そのもの。
開くと青地にオレンジの筋の入った鮮やかな模様をしています。
林道内をひらひらと意外と早く飛んで、葉に止まりました。
翅を開いてしばらく静止してくれたので下から撮った写真。
翅の模様が光に透けて見えます。
この蒸した暑さは人間には不快ですが、昆虫たちには快適なのでしょう。
今日は他にもいろんな生き物に出会いました。
写真は撮れなかったのですが、出会った生き物たちをご紹介。
オキナワハクセンシオマネキ、ベニシオマネキ、ミナミトビハゼ、シレナシジミ、
アカショウビン、アオスジアゲハ、シロオビアゲハ、カラスアゲハ、スジグロカバマダラ、
キチョウ、シロチョウ、イシガケチョウ、エンマコオロギ
八重山民俗園では、敷地内にチョウの食草を植栽し、チョウたちが自然に集まり、
生活してくれるよう配慮しています。
ですので、
園内での動植物の採取はご遠慮願います。
生き物たちの自然の営みを多くの方に観察していただけるようご理解ください。
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