ベンケイソウ科の仲間たち
最近、八重山民俗園内ではベンケイソウ科の花が咲き誇っています。
ひときわ鮮やかな花をつけているのがこちら。
キダチベンケイ Sedum frutescens Rose
葉が20cmくらいに大きくなり、茎も木質化して見ごたえのある花を咲かせています。
園内のプランター、農家の石垣沿いに植えてあります。
フシチョウ(不死鳥)Bryophyllum cv.
キンチョウとコダカラベンケイの交配種。
細長い葉が特徴。
キンチョウ(錦蝶) Kalanchoe delagoensis
は民家の石垣に生えているニョロニョロのようなユニークな植物。
珍しく、花が咲いているキンチョウがありました!!
石垣の上ではなく、民家の門に沿って生えていました。
セイロンベンケイ Kalanchoe pinnata の花も咲いていました。
別名:ハカラメ、トウロウソウ。
「幸福の葉」としてお土産としても人気があります。
キダチベンケイよりも淡い色あい。素朴な花が結構好きです。
カランコエ Kalanchoe blossfeldiana も咲いています。
ベンケイソウ科の植物はいわゆる多肉植物。
葉に水分を溜め込むので、乾燥地帯でも生きていけるのです。
原産地はマダガスカルや、熱帯アフリカ。
葉を水につけたり、土に伏せておくと、葉から芽が出てて増殖します。
ですからセイロンベンケイの別称をハカラメ(葉から芽)と呼ぶことがあります。
葉を水につけて増やすというのが一般的ですが、
腐りやすいので、水はけのよい土を入れた鉢に葉を置いて、
日当たりのよいところに置く方が管理が簡単だと思います。
もともと熱帯、亜熱帯の乾燥地帯が原産の植物ですので、
水のやりすぎには注意。
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ニーファイユー(ありがとうございます)
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