2008年02月18日

ベンケイソウ科の仲間たち

最近、八重山民俗園内ではベンケイソウ科の花が咲き誇っています。

ひときわ鮮やかな花をつけているのがこちら。

キダチベンケイ Sedum frutescens Rose 

ベンケイソウ科の仲間たち

葉が20cmくらいに大きくなり、茎も木質化して見ごたえのある花を咲かせています。
園内のプランター、農家の石垣沿いに植えてあります。

フシチョウ(不死鳥)Bryophyllum cv. 

ベンケイソウ科の仲間たち
キンチョウとコダカラベンケイの交配種。
細長い葉が特徴。

キンチョウ(錦蝶) Kalanchoe delagoensis 
は民家の石垣に生えているニョロニョロのようなユニークな植物。
珍しく、花が咲いているキンチョウがありました!!

ベンケイソウ科の仲間たち
石垣の上ではなく、民家の門に沿って生えていました。

セイロンベンケイ Kalanchoe pinnata の花も咲いていました。

ベンケイソウ科の仲間たち

別名:ハカラメ、トウロウソウ。
「幸福の葉」としてお土産としても人気があります。
キダチベンケイよりも淡い色あい。素朴な花が結構好きです。

カランコエ Kalanchoe blossfeldiana も咲いています。

ベンケイソウ科の仲間たち

ベンケイソウ科の植物はいわゆる多肉植物。
葉に水分を溜め込むので、乾燥地帯でも生きていけるのです。
原産地はマダガスカルや、熱帯アフリカ。
葉を水につけたり、土に伏せておくと、葉から芽が出てて増殖します。
ですからセイロンベンケイの別称をハカラメ(葉から芽)と呼ぶことがあります。

葉を水につけて増やすというのが一般的ですが、
腐りやすいので、水はけのよい土を入れた鉢に葉を置いて、
日当たりのよいところに置く方が管理が簡単だと思います。
もともと熱帯、亜熱帯の乾燥地帯が原産の植物ですので、
水のやりすぎには注意。


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ニーファイユー(ありがとうございます)





    
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Posted by あやぱに at 14:05│Comments(2)動植物
この記事へのコメント
はじめまして!
兵庫県からコメントさせて頂きます。
厳寒が続く毎日ですが
フシチョウの花が咲きました。
セイロンベンケイソウも育てていますが
こちらは,冬には成長が止まり,花は期待できそうにありません。

こちらで花を紹介しています。
http://blog.kansai.com/st99/175
Posted by デンドロの夢 at 2008年02月27日 19:55
デンドロの夢さん、おーりとーり(ようこそ)。
厳寒の兵庫県でもフシチョウの花が咲きましたか~!!
まさに不死鳥。強いですね。

ブログ拝見しました。きれいな画像ですね。
黄色いバージョンのフシチョウもあるのですね。
Posted by あやぱに at 2008年02月28日 08:38
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